回答終了 MasterやVISAが未だにモスクワ市内で利用可能な件で

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質問ID:9247 現在までの回答数: 3件 今年度質問ランキング:3位 今年度回答ランキング:2位
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質問内容

こんばんは。

アメリカのクレジット・カード会社大手のMasterやVISAは1日までにロシアの複数の金融機関を決済網から外したと公式発表しましたが、モスクワ市内の多くのスーパーなどでは通常通り使えているそうで(現地特派員の報道から)ロシア市民の一部からやっぱりウクライナの事はフェイク・ニュースなのだという声も聞こえているそうです。

これはロシア最大手のズベルバンクがSWIFTの対象外になった事とも関係があるのでしょうか?
それともシステム的な問題で、決済網を遮断するというのは物理的に時間がかかるという事なのでしょうか?
そもそも一国のクレジット・カードを使用不可にするのにはそう簡単な事ではない気がしますが、どのような手順を踏んで利用出来ないようにするのか詳しい方お願い致します。

またそれ以外にも、何か思う事があればご発言下さい。

投稿日時 2022/03/03 20:35

EAS さんからのお礼

fuzitasoftさん、HaNDさん、TAKUMIPさん、お忙しい中ご回答頂きありがとうございました。

ベストアンサーはfuzitasoftさんへ。

また私の知らない何かがありましたら質問させて頂きますので、その際はお知恵を拝借させて下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。

EAS

投稿日時 2022/03/08 19:14


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回答ID:54467 ベストアンサー 今年度質問ランキング:1位 今年度回答ランキング:3位

回答内容

EASさん、こんにちは。

最初に、これから申し上げることは私の想像が含まれるということを断っておきます。
また、ご存じのことも多いと思いますが、
話を整理する意味でご了承ください。

結論として、カード発行会社と加盟店契約会社が同一のものと考えています。

まず、国際ブランドVISA及びMasterCardというのは自身で加盟店を持っているのではなく、
プリンシパルメンバというライセンスを発行しています。
そして、プリンシパルメンバとなったカード会社(アクワイアラ 別名:加盟店契約会社)が、
加盟店開拓を行っています。
また、プリンシパルメンバおよびアソシエイトメンバ
(プリンシパルメンバからカード発行ライセンスを一部借りたカード会社)は、
その国際ブランドを付帯したカードを発行することができます。
そして、カード会員がある加盟店に来店した際に、
そのカード会員のカードのイシュアとその加盟店のアクワイアラが異なる会社だったとしても、
国際ブランドが一致すれば決済することができます。
つまり、イシュアとアクワイアラの間をつなぐのが国際ブランドとも言えます。

そして、当たり前ですがイシュアとアクワイアラが同一会社の場合は、
国際ブランドに頼らなくても物理的には決済が可能です。
今回のロシアの「通常通り使えている」というのは、
国際ブランドを経由しないルートで決済しているということだと私は思っています。

また、それ以外にも、
ロシアには国内ブランドのMIR(ミール)があります。
MIRの仕組みは私は詳しく存じ上げませんが、
イシュアとアクワイアラが一致しなくても、
国内のカード会社同士をつなぐ仕組みがあるのかもしれません。

投稿日時 2022/03/03 21:41

回答補足

EASさん、お返事ありがとうございます。

>MIRというロシア独自(日本で言うJCBみたいな?)のは初めて知りました。

JCBというよりは、Jデビットや銀聯カードに近いかもしれません。
それはJCBは決済だけではなくT&Eサービスの提供も視野に入れているからです。
複数のネット情報では、ロシアではやはりVISAのシェア率が圧倒的だということです。
また、ロシアはクレジットカード普及率は低く、
日本よりも現金が使われているとの情報もありました。
ただ、この辺はどこまでが本当かは分かりません。
https://anunsunghero.hatenablog.com/entry/russian/mir/creditcard

>となるとJCBとAMEX(クリミア紛争の際は使えなくなった)くらいでしょうから

JCBやAMEXでも加盟店開放カードが発行されていますので、
ロシアにおいては、これらはVISAやMasterCardと同じような状況かもしれません。

ここで、日本が経済制裁を受けた場合の私の予想ですが、
そこまで大きな混乱は起きないと思います。
日本も現金主義が多いですし、
カード利用者は複数のカードを持っていることが多いと思います。
また、VJAなどもあります。
VJAについては否定的な考え方もありますが、
逆にこういったメリットもあると思います。

余談ですが、MIR以外にも独自のブランドは数多く見受けられます。
以下は私が発見したブランドですが、それ以外にも調べてみると面白いと思います。
・RyPay
 https://en.wikipedia.org/wiki/RuPay
・eurocheques
 https://en.wikipedia.org/wiki/Eurocheque
・UkrCard
 https://www.ukrcard.com.ua/

https://colnect.com/ja/bank_cards

投稿日時 2022/03/04 07:34

回答補足

EASさん、こんにちは。


ご質問の件について、続報が出ましたのでお知らせします。
https://news.crefan.jp/crefannews-20000000000000-43205.html

>私はロシアでのクレジット・カードの浸透率は70%と思っていましたが、違っていたようですね。

こちらですが、
70%というのはデビットカードのことだと思います。
ただし、やはりどこまで本当かはわかりません。
また、このパーセンテージの算出方法が分からなかったです。
https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/recommend/russia.jsp
https://routexstartups.com/en/business-column/russia-cashless/#:~:text=%E6%B1%BA%E6%B8%88%E6%89%8B%E6%AE%B5%E3%81%AF%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%8C%E4%B8%AD%E5%BF%83&text=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%82%B9%E6%B1%BA%E6%B8%88%E6%89%8B%E6%AE%B5%E3%81%AE,%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E9%A0%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

投稿日時 2022/03/06 10:06

回答補足

EASさん、こんにちは。


>日本人としてJCBの反応が遅いのが気になるところです。

JCBの対応についてですが、
一度以下のJCBブランドコンセプトを御覧ください。
https://www.global.jcb/ja/about-us/brand-concept/index.html
今回、JCBが慎重な姿勢であるのは、
ブランドコンセプトによるものではないかと私は勝手に考えています。
もし、JCBが加盟店網を遮断した場合、
現地には困る日本人がきっといると思います。
これはどっちが正しい、間違っているかではなく、
何を大切にするかの違いだと思います。
そのため、
「仮に」JCBが業務停止に慎重な姿勢なのであれば、
私はその姿勢を支持しようと思います。
ただし、これも同様に私の想像の範囲でしかありません。

投稿日時 2022/03/08 08:15

回答補足

誤解を生む可能性があると感じたため補足します。

>「仮に」JCBが業務停止に慎重な姿勢なのであれば、
>私はその姿勢を支持しようと思います。

私は業務停止することが良くないと言いたいわけではありません。
現地の日本人が困ることになったとしても、
業務停止するべきだという考え方も当然あるかと思います。
ただ、JCBの判断がブランドコンセプトに基づいたものであるのであれば、
私はそれを尊重したいというだけです。
皆様がおっしゃる通り、軍事侵攻は当然許されることではないと、私も思っております。

投稿日時 2022/03/08 17:18

回答補足

またまた続報が出ました。
https://news.crefan.jp/crefannews-20000000000000-43208.html

JCBもロシアで業務停止したようです。

投稿日時 2022/03/08 18:12

EASさんからの返信

fuzitasoftさん

ありがとうございます。

>国際ブランドを経由しないルートで決済しているということだと私は思っています。

成る程です。

MasterやVISAでしたら、日本もほぼ同じ仕組み同じですものね。

MIRというロシア独自(日本で言うJCBみたいな?)のは初めて知りました。

しかしそうなると、あまり打撃は(少なくともクレジット・カードは)ロシア国内の普通の市民の暮らしには影響がなさそうですね・・・。

キャッシュレスの進んでいるところ程こういった事案には脆弱だと思いましたが、そうでした、契約形態が直ではないですね。

逆に私もあらためてクレジット・カードの仕組みを再確認しました。

となるとJCBとAMEX(クリミア紛争の際は使えなくなった)くらいでしょうから、しかしことロシアでしたら所有者も少なそうですし制裁の威力はなさそうですね。

投稿日時 2022/03/03 22:06

EASさんからの返信

fuzitasoftさん

ありがとうございます。

とても参考になります。

私はロシアでのクレジット・カードの浸透率は70%と思っていましたが、違っていたようですね。(モスクワなどの都市部との格差が日本以上にありそうですが)

>VJAについては否定的な考え方もありますが、逆にこういったメリットもあると思います。

私も今回、これを思いました。

こういった事態に陥った際には、正しくメリットですね。

いろいろとお調べになって博識なので、これからも教えて下さい。

投稿日時 2022/03/04 16:27

EASさんからの返信

fuzitasoftさん

ありがとうございます。

追加で情報をありがとうございます。

いろいろとロシアでのカード事情を知る事が出来ました。

昨日のニュースによるとJCBはまだ使えるそうですね。

サービスを一部停止する方向のようですが、VISAやMasterのように全面停止には慎重な姿勢らしいです。(ご存じと思います)

またAMEXは、ロシアとベラルーシで業務停止のようです。

日本人としてJCBの反応が遅いのが気になるところです。

投稿日時 2022/03/07 19:31

EASさんからの返信

fuzitasoftさん

ありがとうございます。

いろいろとありがとうございます。

fuzitasoftさんのお考えは私は充分理解していますので、ご安心下さい。

今現在でもビジネス等観光以外の目的で滞在していらっしゃる方も大勢いますので、人道的な意味から停止に慎重であったという事ですね。

fuzitasoftさんの投稿の通りJCBも業務停止になりましたが、これは非常に難しい問題ですよね。

私も困っている日本人、人生を賭けてデモに参加して下さっているロシア国民の皆さんなどを切り捨てるのか?と問われそうですが、やはりまだまだ指導者を支持している人が存在する以上は仕方がないのかなとも思います。

ですがそうは言うものの、VISA Master AMEX のアメリカも、大量破壊兵器があると言ってイラクを攻め込んで結局なかったですし、アフガニスタンをボロボロにしておいて撤退するとかEASは何故AMEXを所持しているのか?と問われても明確な答えは出せません。

随分とカードの話から逸れてしまいましたので、本当に申し訳ありません。

そろそろ締め切りたいと思います。

投稿日時 2022/03/08 19:04


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回答ID:54471 今年度質問ランキング:-位 今年度回答ランキング:3位

回答内容

まさかJCBじゃない事を祈ってます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000362.000011361.html

投稿日時 2022/03/04 12:09

回答補足

2014年のウクライナ・クリミアの時もVISA,マスターがロシア発行のカード(カード番号6桁で判別)で海外で使えない事態になりました。
今回はロシアの銀行(発行・加盟店契約)との取引停止なので、本来なら国内でも使えないはずですがfuzitasoftさんがおっしゃる通り、ブランドを通さず決済出来るのかも知れません。
ただ、私の見たニュースですとVISA&マスターが使えないため、ロシア系MIR(ミール)のクレジット作成が増えてると聞きました。
尚、2014年の時、ロシア発行のJCBは(政治上で)制限無く使えたとの話が有るので、JCBさん今回は確実に制限をお願いしたいです。
半世紀以上生きてますが・・・今回は完全アウトだと思います・・・・(泣)
完全に壊れた指導者になってるので、北海道侵略も否定できない常態かと思います。

投稿日時 2022/03/04 17:19

EASさんからの返信

TAKUMIPさん

ありがとうございます。

これを拝見する限り、JCBですね・・・。

JCBも決済網を使えないようにするというニュースがありましたが、現状は今は使えている可能性も捨て切れませんね。

投稿日時 2022/03/04 16:17

EASさんからの返信

TAKUMIPさん

ありがとうございます。

VISAとMasterが使えなかったのは存じていましたが、JCBは使えたのですね。

確かにカードが使えないという事はカード会社に手数料が入らなくなるので経済制裁とはいえ死活問題ですよね。

企業としての心情は分からなくもないですし、JCBが日本政府抜きに勝手に動く事は不可能なので致し方なかったかも知れませんね。

>ロシア系MIR(ミール)のクレジット作成が増えてると聞きました。

成る程です、ロシア国内発行のカードを作るというのは合理的です。

>北海道侵略も否定できない常態かと思います。

アメリカ本土への攻撃は絶対に避けたいでしょうから、日本の領土である北海道でならアメリカ軍はやりあうかも知れませんね・・・。

いずれにしましても様々な議論や法案決定を早急にするべきですね。

投稿日時 2022/03/04 17:52


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回答ID:54470 今年度質問ランキング:-位 今年度回答ランキング:-位

回答内容

EASさん
この時代に敢えて「戦争」という外交手段を選ぶか?と疑問だったのですが、ローマ帝国に遡るロシアやウクライナなど東欧地域の歴史を知ると、常に一触即発であった、と。私は自身の不見識を恥じました。

さて、クレジットカードの決済網についてはfuzitasoftさんのご回答が大変参考になりまして、私からはSWIFTについてのみの補足です。
丁度分かり易い解説記事が掲載されました。SWIFTの仕組みと除外効果が如何ほどか、を理解することができました。すぐにロシア連邦内の経済活動を外部から封じ込められるような魔法の杖ではなく、グローバル経済の中での長期的なダメージを狙ったもの、と捉えるべきなのでしょうね。

https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/suzukij/1392640.html
いま話題の「SWIFT(スウィフト)」を理解する

さて、私はロシア語でのキリルアルファベットの読み方をちょっとかじっただけなのですが、「銀行」は「банк」で、読み方は「bank」と、そのままです。бは英語のbに当たり、в(これでも小文字です)の方が英語でのvに当たります。ロシア語には昔は「銀行」という概念・仕組みが無くて、言葉と共にラテンアルファベットの世界から取り入れたのかしら?と思ったりしました。ロシア語には英語からの外来語が結構多いんですよね。世界は繋がっているとも言えるし、だからこそ戦争という手段と国際社会からの孤立化はどうなの?と思ったりします。早々の終結を願っております。

投稿日時 2022/03/04 08:54

EASさんからの返信

HaNDさん

ありがとうございます。

SWIFTはTVの報道番組の中で特集されていたのを観て何となく理解していましたが、この記事は非常に細部まで渡って解説してありとても参考になり理解を深める事が出来ました。

>ロシア語には英語からの外来語が結構多いんですよね。

ほぉ~、そうだったのですね。

私はあちら方面は全く知識がないのですが、長年の親しい友人が独学でロシア語を学びFacebookでロシア人の複数の友達を作りロシアまで遊びに行って向こうの家に泊まったり逆に日本へ彼らが来て彼の家に泊まったりしていました。(半年ほど前にも)

ウクライナへの侵略が起きてからは私も彼も意識をしてかロシアの話題を出していませんが、彼からの話を聞く限り、情に厚くナイスガイな人ばかりでした。

選挙の不正云々は置いておいて、選挙で選ばれた訳なのでロシア国民に全く非がないとは個人的には思っていませんが、ただしかし、たった1人の指導者のせいでウクライナの民間人やウクライナ兵、そしてロシア兵を含む多くの尊い犠牲者が出てしまった事は本当に痛ましいですね。

ロシアの指導者を失脚させられるのは他でもないロシア国民だけだと思っています。

投稿日時 2022/03/04 16:13


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