質問内容
決済カード世界シェアの近未来予想を教えてください。
私のイメージ
VISA・Masterは、安泰
Amexは、一部の国で非常に信頼され、アメリカの会社でもあり、違う切り口で、まぁ安泰。
Dinersは、判断が難しいというか、割り切り。
JCBは、日本発のアジア勢力で、じっくりとアジアに根を張っていますが、おなじアジア勢力のUnionPayが物凄い勢いでアジア圏に襲い掛かる。
アジア圏でJCB&Amexが決済できる店が増えているなと思っていたら、JCBが消え、代わりにUnion決済になってしまった店も見ます。(マレーシア等)
JCBは日系店舗の協力を得て、カード利用割引を付けていたりしますが、採算度外視なシェア合戦な感じ。
追いかけるJCB。 さらに外から追い抜こうとするUnionPay
対象人口的に数倍負けている。
今のところ日本の景気も少し良く、JCBの立場は安泰でしょうが、特別なイメージでの布教ができず、決済カードという意味合いだけのままだと、特定国以外は頭打ちが始まってしまうような感じもします。
Unionは中国観光客の購買意欲と共に伸びているので、その勢いが収まれば落ち着くでしょうが、「海外に住んでいる方」「海外旅行をして体感した方」の両カードの勢いについてのイメージを教えていただけないでしょうか。
投稿日時 2015/02/25 20:20
補足内容
wabisabi さんからのお礼
リアルな現状を書いていただいた、dragon9さんをベストアンサーに選ばせていただきます。
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/zenbun/s1_1_1_02.html
15年後には、日本のクレジットカード利用対象者は、約6000万人ほどに減り、
25年後には5000万人。
あと5年くらいの間に、JCBカードの保有者の半数は日本人以外にするくらいのグローバル化をしないと、どうなるのだろう? と感じてしまいます。
JCBプラザでは日本語使えますと日本人にアピールするのは当然でしょうが、日本人旅行者のための場所だけでなく、世界のJCB保有者に広く開放されている場所としないと。
下記のリンクは、昨年度の日本・中国の映画興行収入ランキングですが、まだ始まりの段階にも関わらず、すでにこれほどの差があるのですね。
https://twitter.com/kingink_/status/575816041655205888/photo/1
日本人はアニメが好きなのはよくわかった。
そしてインターステラ―のような映画ですら、興味がある人が全然いないことも。
争いごと、ワンパターンアクションに飽き、平和を味わいたい方向性とも思えますが、怖くも感じます。
メディアに踊らされやすい一方通行的な趣向のためか、世界で大ヒットしているアニメも、日本では上映すらしない状況になっていますし。
日本発、世界のJCBとして頑張ってもらいたいのですが、、、
(例えば、クラスについて書けば)ディズニーランドの特典なんて一地域のおまけ。 特典が無くても保有するよ! 世界のJCBだもの。
という人が大多数になれば意識的に成功でしょう。
ディズニーが好き、アナと雪が好き、だからハウスカードのJCBという視野の人があまりに多いと、世界で戦えるのだろうか?
今、この瞬間も世界の店で、銀聯カードを出し、使えないの? 使えないの?とリアルなアピールをしてくるお客達。
使えるようにしたら、即売り上げに繋がることは明白。
日本もバブルの頃はJCBで同じだったのかもしれませんが、それも遠い昔。
世界にある純血運営カードの一つ、JCB
JCBに頑張ってほしい、しかし、調べるほど未来が見えない。
この質問を書いたのも、JCBをメインカードとして、腰を据えて使ってよいものか?どうかと悩んでいるからなのですよね。
ダイナースを除外し、アメックスも?となりつつあり。
日本企業の(意識が根底にある)カードで選びたい。
嫌になったら乗り換えればいいと気軽に考えれば良いのでしょうけど。
カード決済くらい、信頼できる一枚でスマートにしたいと夢を見ているのが悪いのでしょうか。
兎にも角にも、有難うございました。
暫くは、JCBというブランドよりも、金融機関のブランドで選んだままかもしれません。
投稿日時 2015/03/17 18:54
回答内容
wabisabi様、こんばんは。
あくまで私のイメージとアジア旅行での印象となりますが、Union Payの加盟店は特に香港、マカオ、韓国、マレーシアなどアジア圏で確実に増加していると感じます。
Union Payのロゴを他ブランドよりデカデカと表示している店も多くあります。
また、世界的な取扱高もJCBを圧倒しているデータも散見されます。
ですがUnion Payの勢いは、世界人口の約五分の一を占める中国人の多くが利用している事による、表面上のマジックのように感じます。
クレジット=信用ですが、銀聯はデビットカード利用者が多いという面でも、信用取り引きが成熟していない印象を受けますし、顧客の満足度はJCBが上回っているのではないでしょうか?
JCBはディスカバーとの提携により、北米圏でも利用可能店舗が増えていますし、古い記事ですが、
http://diamond.jp/articles/-/14859
によると、中国、韓国での会員数も増えているそうです。
これは先日ニュースを賑わせた、日本製品を欲しがる爆買い中国人の動向に似ています。
景気に比例して大きく成長して来たUnion Payと日本らしく、堅実に、着実に加盟店&会員数を延ばして行くJCB。
数十年後も安心して利用出来ると思えるのはJCBですね。
投稿日時 2015/02/25 21:45
wabisabiさんからの返信
返信遅くなり申し訳ありません。
Union Pay=中国人 (少し前から世界で消費しまくり
JCB=日本人 (バブルの頃世界で消費しまくった
が大多数のユーザーであることから始まっていると考えれば同じかもしれませんね。
有効人口数では中国が数倍上ですので、その分増殖ペースも早い。
クレジット部分はカード会社が求めている利益追求ユニットであるので、口座にあるお金で即時決済できるのが健全だとは思います。
現金を持ち歩くのは怖いし、海外旅行で外貨調達がと考えた場合、自己資金の範囲内で決済できればそれでよい という、信用貸しの部分を最初から意識していない銀聯利用者は、それで十分満足しているかもしれません。
近年の、JCB海外展開ニュースを読む限り、順調に提携先は広がっているようです。
しかし、ここ数年のアジアのUnionの動きが速すぎますね。
JCB海外が、提携や発行だけで、利用の伸びがないと、意味のない数字に陥る可能性もあり、脱日本向けサービスが早く確立され受け入れられるとよいですね。
今のところ私の中では、Unionは決済カードというイメージでしかないので、三井住友で持っていれば十分で、ランクを意識するのはJCB。
数十年後にカードというものが存在しているのか?興味津々ですね。
現状だと、アップルの動きを見ても、シンプル決済に動きが向いていて、カードという個体でクラス分けするのも現在だけなのでしょうか?
しかし、「競争心を煽る」&「借金をさせる(後払いさせる)」ことが重要課題と思うので、クラス分けは続くのかもしれませんね。
有難うございました。
投稿日時 2015/03/15 09:47
回答内容
wabisabi様
自分は多くの時間を海外で、主にアジア域で過ごします。
アジア域はもうUnion Payの勢いは止められません。自分も一応Union Pay持ってます。
おっしゃる通り中国の勢いに連動しています。MASTERよりはアジアは多い様な感じを持つのは自分だけでしょうか。
自分は純国産のJCBに頑張って欲しいのですが、日本の国力に連動して今後悲しい運命になるのが、アジアでは感じます。
ただ中国で個人の信用不安が発生すれば、状況は変化するでしょうが、まあそんなことをいうのは、僕を含めた一部の日本を愛する人だけでしょうか。
Union Payは止まりません。JCBが残るには、アメックスと戦略的な地域分割をして、Discoverも完全に取り組むかでしょうね。
カード事業は拡大戦略でないと立ち行かなくなる事業だと思います。縮小傾向が前提の経済構造では存続はどうでしょうか。
投稿日時 2015/03/03 18:05
回答補足
wabisabi様
中国が3年以内に世界最大のクレジットカードの発行国になる記事自分も見ました。
もうこれは人口が多いので仕方ないと思います。
基礎的な数値があまりにも違い過ぎて1企業やブランドではどうしようもないと思います。
中国は全てで1位になっていくのでしょう。悔しいですがね。
まあJCBが将来インド市場を制覇出来れば状況は変わるでしょうが、そのためにはインドの金融市場の育成のために日本が相当力を貸さなければなりません。
国家ぐるみでの戦略になりますね。まあ日立の鉄道の様に首相が売り込みに行ったりすると違うでしょうが、インドも立ち位置を有利にするため、いろいろな手を打つと思います。
まあもうここまでと言う感がありますね。
JCBに頑張って欲しいですね。
投稿日時 2015/03/15 21:23
wabisabiさんからの返信
返信遅くなり申し訳ありません。
そうですね、欧米などは、プライドや防戦もあるでしょうが、アジア圏のUnionの勢いは凄いですね。
私もJCBに頑張ってもらいたいです。
Unionがここまで伸びなかったら、その地位はJCBが不動で、アジア人、経済交流の関係からもじっくりとシェアの伸ばし、そのうちに本当に欧米圏での認知度も増す。と安泰だったでしょうが。
Unionも、デビット決済が中心ならば、中国の信用不安があっても(金融機関の信用不安が問題でしょうが)大丈夫な気がします。
アメックスも結構大変そうですね。
今年1月には大量の人員削減してますし、先日はビックカメラポイントカード保有者に、アメックスゴールドの案内メールが来ていました。
数十年後には、対象人口が数千万人?しかいなくなってしまう日本人ですので、全力で世界でシェアを伸ばそうとしないと厳しいでしょうね。
JCBの基盤的は強いと思いますので、頑張ってほしいものです。
しかし、どうして世界でJCBを選ぶのか?となると、サブカードで趣味だからという答え以外あまり出てこなく、ちょっと寂しいです。
VISAの株価は、20ドルが260ドルと、10バーガー超えて高値更新中であり、世界の決済シェアの未来も評価されているのでしょうね。
JCBも上場されていれば、世界目線での評価も分かりやすかったですね。
投稿日時 2015/03/15 10:31
今日の記事で、「中国、3年以内に世界最大のクレジットカード発行国に」
とありますね。
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economy/411924/
投稿日時 2015/03/15 19:29