質問内容
こんにちは。
いつもお勉強させていただいております。
このたび息子がイタリアへ滞在することになりました。
ユーロ建て有給ですが数ヶ月だけなので、日本のクレジットカードを持参する予定です。
イタリアは家族の誰もこれまであまりご縁がなく、事情がわかりません。
クレジットカードを使うにあたっての留意点や、トラブルの実例など、
お教えいただけましたら幸甚です。
よろしくお願いいたします。
投稿日時 2017/06/12 02:51
mywk さんからのお礼
回答内容
mywk様、今宵もコンシェルジェお疲れ様でございます!
イタリアは年に2回ほど1週間ずつ訪れる程度で、おおまかなことしか申し上げられず恐縮です。
国全体で観光業が大きな柱でアメリカからの来訪者も多いので、イギリスの感覚から申し上げますとAMEXの使えるところが格段に多いです。外資系の多いホテルやレンタカー会社のみでなく鉄道や高速料金所、駐車場などインフラ関連でもAMEXのほかDinersの表示があるところがほとんどです。
レストランやスーパーなどでもAMEX可のところが多く、ローマやミラノなどの大都市ではJCBの表示もしばしば見かけました。
これまでメジャーなところで意外にもV/M縛りだったのはヴァチカンミュージアムのオフィシャルサイトとローマ南部のショッピングモール内のZARAのみです。
(ヴァチカンがイタリアでないこと、つい忘れてしまいます)
個人経営の小さなレストランや商店についても、ここ近年バンクカードのみでなくクレジットカード(V/M)のネットワークがぐんと広がった印象です。先月1週間ほど公演のためトスカーナ州南部に滞在しましたが、AMEXとMasterで全て事足りました。街中のみでなく山のワイナリー3箇所でもしっかり端末が整っていました。1週間をとおして現金の使用はレストランでのチップというくらいでした。(10%もいらず、5%程度で充分喜んでくれます)
幸いにもこれまで不正使用などの被害もなく、どこでもストレスフリーに決済できました。数か月ですと現金は200ユーロ程度あれば他はすべてカード決済で通せることと思います。
ご子息のお仕事の合間にお時間がございましたらフィレンツェやヴェネツィアの観光(ヴェネツィアは日の昇る前の早朝入りがおすすめです)、ヴェネト州やトスカーナ州Scansano近辺のワイナリーめぐり、北部トレンティーノ州やアルト・アディジェ州へのショートとリップもおすすめです。アルト・アディジェ州はどの看板を見てもイタリア語より先にドイツ語が書いてあり、歴史を思い返すとともに『武器よさらば』を思い出しました。
投稿日時 2017/06/12 04:52
回答補足
mywk様、ご返信をありがとうございます。
フランスからスイスを経由し鉄道でイタリアまで、それはそれは素敵な旅ですね!
どうも大陸ヨーロッパに住んでいますと行先での足を確保する意味でもついつい「クルマで行っちゃえ!」となり、旧東ドイツのエリアからブダペストやそれこそローザンヌ、そしてヴェネツィアまでと、一昨年から昨年にかけてあちこち往復しましたが道中はアスファルトばかりが目に焼きつきました。
おっしゃるとおり、スイスはいくつもの言語が混じる特異な国ですね。ドイツ語圏の人はほとんどフランス語を話すがフランス語圏・イタリア語圏の人はドイツ語が苦手、と聞いたことがあります。※真偽のほどは定かではありません(笑)
気になって調べたところ、フランス国鉄SNCFはVISA/Master/AMEXのみですがスイスSBBとTrenitaliaはDiners可のようです!
投稿日時 2017/06/12 18:21
mywkさんからの返信
mic615さん、こんにちは。
お心のこもった書き出しのご回答、ありがとうございます。^^
鋭いご推察だなあと、微笑んでしまいました。
ご存じの通り、愚息は現在、英国で大学院生をしていますが、有給インターンに赴きます。
イタリアには、欧米の大学生や大学院生に人気のグローバル企業がいくつかあります。
例えばこちらなどは日本でもよく知られた会社ですね。
→ http://japan-indepth.jp/?p=2909
愚息が運よくご縁を頂戴しましたのは、フェラーリよりもっとお堅い機関の出先ですが、
やはりそういった人気の高いインターン先の1つです。
多岐に渡っていろいろとこまやかにご教示くださり、ありがとうございました。
拝読しているうち、思わず私までワクワクして行ってみたくなる楽しさでした。
お蔭様で、イタリアの最近のクレジットカード事情がとてもよくわかりました。
投稿日時 2017/06/12 14:13
mywkさんからの返信
mic615さん、またこんにちは。
美しい曲を奏でられているかのような素敵な文章を、繰り返し拝読しています。
>アルト・アディジェ州はどの看板を見てもイタリア語より先にドイツ語が書いてあり、歴史を思い返すとともに『武器よさらば』を思い出しました。
列車の旅をしますと、スイスなどでもある地点を境目にフランス語とドイツ語の駅名表示が逆転したりしますね。
(例えば変換地点のザーネン/シェネンが、逆方向だとシェネン/ザーネンの順でアナウンスがあり、その先はその順序で、とかも)。
ブルゴーニュからローザンヌで乗り換えてコモ湖を通ってミラノへ、遥か昔に列車で長旅をしました。
食堂車から眺める景色が目に美味しくて、軽めのエストエストエスト! でも十分楽しめたのを、私も思い出しました。
食堂車ではどのカードを使ってお支払いをしましたっけ? うーん、ワインで酔っぱらった後の記憶はなし(笑)。
投稿日時 2017/06/12 17:25
mywkさんからの返信
mic615さん、こんばんは。
(というか、ワタクシ的には「おはようございます」だとお見通し? 笑)
ご回答のご補足、ありがとうございます。
列車の長旅をした当時は私どもも一家で大陸ヨーロッパ(仏)に居住しており、「クルマで行っちゃえ!」もやりましたが、
運転していると、目に焼きつくのは確かに景色よりアスファルトですね。(^^)
息子は当時まだ小さくて、小学校のトリップでイタリアへ出かけて描いたピサの斜塔の絵日記が残っています。
彼がイタリアを訪れるのは、その時以来です。
インターシティの列車で使えるクレジットカードをお調べくださって、おそれいりました。
ミラノ行きはSBBでしたから、食堂車のお支払いは夫がダイナースで済ませたかもしれません。
ICチップのなかった時代、ダイナースは今よりヨーロッパで通用し易かったような気がします。
投稿日時 2017/06/13 03:58
回答内容
mywkさん こんばんは
余り参考にはならないかも知れませんが
出張でイタリアに行った経験を投稿します。
片田舎のホテルはVISA,master,AMEXだけ利用可能でした。
日本人が行きそうな売店では表示ではJCBもありましたが、
通信に時間がかかるから、という理由で利用を拒否されました。
VISA,masterなら全く問題なしです。
AMEX,Dinersも使えるお店は多いと思いますが、やはりVISA,masterは必携と思います。
あと、ICチップ付きのクレジットカードでないと利用拒否されることもありますので、
VISA,masterのICチップ付きをお持ちになるのが宜しいかと思います。
投稿日時 2017/06/12 21:58
mywkさんからの返信
F70Dさん、こんばんは。
ご経験に基づいたご回答、ありがとうございます。
やはりICチップ付きのV/Mが必携なのですね。
アメリカは意外とICチップなしでもサインで対応してくれますが、
ヨーロッパはICチップ付きでないとお断りされるケースが多い印象です。
イタリアもご同様、ということですね。
そうかと思えば、ロンドンでしたがICチップなしでポンドのキャッシュが買えたサプライズもあったりしますが…。
http://m.crefan.jp/review/review_comment?revid=14096
イタリアのトラベレックスはどうか、試してレポートするように息子に宿題を出そうかしら?
あ、イタリアにもトラベレックス、あるかしら?
投稿日時 2017/06/13 03:24
mywkさんからの返信
F70さん、おはようございます。
貴ご回答を読み返して、返信を補足させてください。
>日本人が行きそうな売店では表示ではJCBもありましたが、
通信に時間がかかるから、という理由で利用を拒否されました。
先ほどは寝ぼけまなこでスルーしてしまいましたが、表示があっても拒否される場合もあるのですね。
V/Mなどの情報と併せて、とても参考になる事例をご教示くださいまして、ありがとうございました。
投稿日時 2017/06/13 05:27
mywkさんからの返信
F70Dさん、おはようございます。
二番目の返信の拙文中、お名前の「D」が抜けておりました!
大変失礼いたしました、お詫び申し上げます。
投稿日時 2017/06/16 07:39
mic615さん、F70Dさん、
貴重なご回答をお寄せいただき、とても参考になりました。
ベストアンサーは、いち早く多岐に渡る情報をお教えくださいましたmic615さんに。
F70Dさんへも感謝を込めて、ありがとうございました。
投稿日時 2017/06/16 07:45