回答終了 "We Prefer MasterCard"のロゴについて

Terre_des_Hommeさん

こんにちは。先日はBAを頂き、ありがとうございました。
“We　prefer Mastercard"の広告を見た記憶がないのですが、BAのお礼と他の諸先輩方の回答への誘い受けになればと、いくつか調べてみたことを書いてみました。

１）“We　Prefer Mastercard"の広告は、少なくとも2007年からは提供されている。
　　http://aneace.blogspot.co.uk/2007/09/what-does-we-prefer-mastercard-mean-and.html

　※このブログの管理人さんの記事タイトルは、ドンピシャなのですが、本文を読むと肝心の答えがありません。
　　ざっと次のような感じのことが書いてあると思いますが、

　　－Masterを使うとVisaに比べて割引があるか？たまにはそうかもしれないけれども、ほとんどない。
　　―広告効果があるか？このブログの管理人ぐらいしか見ている人はいない。
　　－VISAとの競争に勝つためには、加盟店の手数料を減らせば加盟店はよりMasterを選択してくれるだろうが、それを挽回するMasterカードの取り扱い高を増やすのは容易ではない。
　　　なので、手数料分を正当化できるだけの加盟店がより使いやすい機能を提供するのが唯一の戦略だ。

　　なぜ、“We　Prefer Mastercard"なのか、明快には書いていないようです。
　　
２）VISA、Master間で機能の差はほぼなく、それよりIssuerの提供するサービスに注目というのはどこでも同じ認識と思われる。
　　http://www.nerdwallet.com/blog/credit-card-benefits/visa-credit-cards-mastercard-difference/
　　※この記事一つで、この結論は無茶ぶりにもほどがありますが…　

とすると、あと考えられるのは、次の二つぐらいではないかと思います。

３）VISA、Masterの拮抗が崩れているエリアがあり、Mastercardとして東南アジアを重点的に攻略する目的がある
　 （Masterが強いところを更に高めるとか、逆にMasterが弱いので認知を高める、など）

４）日本やアメリカでは、「Priceless」の広告を展開しているが、東南アジアでは“We　Prefer Mastercard"がCM戦略。

ちなみに、このうちの前者、つまり３）についてはクレファンでも次のようなスレッドがあり、中国・韓国では（当時は）アメリカ系のAmexやVISAは排除対象だったこともあったようです。
https://qa.crefan.jp/qa2110.html

Masterが強いのか弱いのかとか、MasterのグローバルなCM戦略は、中の人しか知りようがないので、Masterの広報とかでも記事があれば面白いんですけどねー。

ということで、お後がよろしいようで。

投稿日時 2015/09/14 02:14

km_networksさん、おはようございます。
大変な調査のお手数をお掛けしたうえに、ご丁寧なご回答をいただき感謝申し上げます。

"We Prefer Mastercard"について調べても、あまり詳しいことがわからないんですよね。2007年のAneace's Blogとnerdwalletの記事くらいしか見当たらず、しかもいくら読んでもよくわからない、と（笑）。

km_networksさんの考察３）が非常に気になるところです。確かにこのロゴは東南アジア以外で見かけた記憶がありません。別のQ＆Aでもちょっと触れられていたように思いますが、シンガポールのタクシーでは（JCBやDinersが利用できるにも関わらず）VISAだけが排除されているのを見かけたこともあります。考察３）４）は正しそうに思われますが、Mastercardから発信された情報などがあれば検証出来ますね。あるのかな…ないかな（笑）。

ちなみに、nerdwalletの記事でMastercardの"price protection"というサービスがVISAとの大きな違いとして紹介されていますね。寡聞にしてこのサービスを知らなかったんですが、これが実装されると何やら凄いことになりそうですね…。同サイトの記事、
https://www.nerdwallet.com/blog/credit-card-benefits/purchase-protection-refund-price-drop/
を見ると色々と勉強になります。Mastercardのサイトにも、
https://www.mastercard.us/en-us/consumers/features-benefits/card-benefits.html
簡単に記載されていました。

全くの余談ですがMastercardのロゴって変わったんでしょうか？会社情報を見ると、いつものロゴとちょっと雰囲気が違っていました。
http://www.mastercard.co.jp/company/index.html

投稿日時 2015/09/14 11:20

こんばんは


いつもお世話になります。m(__)m
詳しいこと・・・というのは分かりませんが、シンガポールでは結構見かけましたね。"We Prefer MasterCard"・・・とあると、特に「これで支払いたい！」というこだわりのない方は、「じゃぁMasterで支払おうか」と思うのではないでしょうか。というか私はMasterで支払ってしまいました・・・(笑)


ドバイモールの水族館は、入口・出口にMasterのロゴがでていて、スポンサーになっているのかな・・・と思いました。でも、ドバイモールのWEBに出ている入口の写真にはVISAのロゴが写っているんですよね。。。交代なんでしょうか。


店舗側にとってVISAや他のブランドと比較して特段のメリットはないかも知れません。ただカフェ等、パラソルが支給なら、自前で用意しなくていいとか経費面でのメリットはあるかも知れませんね。
自分が今年海外で利用して比較した範疇ですと、請求時のレートはVISAよりMasterのほうが良いので、最近の海外利用は”I Prefer MasterCard"になっております。(笑)

投稿日時 2015/09/14 19:32

karukazesさん、こんばんは。
貴重なご回答をいただき誠にありがとうございます。

そうなんです、VISAでもAMEXでも払えるというのに"We Prefer MasterCard"と書いてあるのを見て、「あぁ、このお店はMasterCardで支払ってもらいたいんだ…」と思い、手元にMasterCardがないことに悔しい思いをしてしまうのです…（笑）。上手に人間の心理を突いた広告なんでしょうね。本当に加盟店がMasterCardで支払って欲しいなら、きっと会計時に直接言われるはずですし（笑）。

日本ではあまり存在感のないMasterCardですが、海外ではところによってVISAよりも強い印象がのこる事があります。単なる地域性によるものかもしれません。Web検索するとカフェの屋根部分とかパラソルに広告が載っているのを見かけますね。あれが無料支給されるなら、私なら喜んで使っちゃうかなー（笑）。

karukazeさんは海外レートにより"I Prefer MasterCard"とのことですが、もしかして加盟店の"We Prefer MasterCard"の"We"って、私たちを含んでの"We"かもしれませんね（笑）。"I Prefer MasterCard, and you also prefer MasterCard...We Prefer MasterCard !!!"

投稿日時 2015/09/17 19:30