質問内容
今晩は。
以前、デビットカードの今後の方向性について質問をさせていただいたことがあります。
あの後、VISAのデビットカードはあおぞら銀行が新規発行を開始し、日本では5行が発行するようになりました。
一方、昨今ではこのデビットカードとは別に、様々な目的でVISAを中心に国際ブランド付与のプリペイドカードが発行されるようになりました。
ライフのVプリカに始まったオンライン用カード、海外での資金管理を目的とした国際プリペイドカードなど。
そして今年4月には、ココカラファインとセゾンが連携し、日本国内の実店舗で利用可能なプリペイドカード、ココカラクラブカードも発行されました(プリペイド機能の開始は9月ですが)。
---------------------------
ここからが本題ですが、日本国外、アメリカやヨーロッパではココカラクラブカードのようなVISA / MasterCard /AMEX etc.のプリペイドカードが広く普及し、日常の買い物でも使われているようです。
日本ではこれらのカードが発行される前に、楽天Edy、Suica、WAONなどFeliCa準拠の電子マネーが普及していましたが、ココカラクラブカードに続く、国際ブランド準拠のプリペイドカードは日本でも普及していくと思われるでしょうか?
皆様のご見解を伺いたいと思います、よろしくお願い致します。
投稿日時 2013/05/17 21:17
shinkan800 さんからのお礼
回答内容
Shinkan800様、こんばんは、
私も他の方と同様に、日本で国際ブランド準拠のプリペイドカードが本格的に普及するのは、かなり難しいのではないかと思います。
欧州では分かりませんが、北米で何故プリペイドカードが成功したかと私なりの解釈を申し上げますと、二つあると思います。
① クレジットスコアが低い方を救済する為: 北米はカード社会でもありますから、カードが無ければ生活が成り立たない場合があります。但し、信用が低くて中々カードを発行して貰えない方が大勢いるのも事実です。プリペイドカードは、信用がなくてもカードと同様に利用できますので、それなりのニーズがあります。
② 未成年者の為: 同じく北米の場合、プリペイドカードを10代の未成年者の子供に親が手渡すケースを頻繁に見かけます。家族カードでも良いのでは?と思う時がありますが、金銭的には親子関係であっても意外とドライで、親が子供を信用していない?というケースが少なからずあると思います。
国内では、上記のような現象はあまり無いのでは?と思います。
投稿日時 2013/05/18 01:56
回答内容
日本は現金払いが普通の文化ですので、クレジットカードやデビットカード利用者が多い欧米とは違いプリペイドカードは普及しにくいのではないでしょうか。
Tカードなどのポイントカードは日本人に合っているので今後も続くでしょうが、商品券なども含めてプリペイドは減る一方ですよね。
nanacoやwaonが普及してきたのは、電子マネーとしての利用というよりはポイントカードの代替として増えている要素が強いですしね。
前払いが日本人にはあまり受け入れられないかなと思いますね。
現金より得という要素がないとなかなか普及しないかなと思いますね。
投稿日時 2013/05/18 02:01
回答内容
shinkan800さん、こんばんは。
shinkan800さんのマニアックなレビューや回答をいつも楽しんでいます。
電子マネーが普及している日本で、
新たなプリペイドカードの普及は難しいと思います。
Visa touchが姿を消したくらいですから、
今からの新規参入は難しいと思います。
ただ、セゾンは特定の電子マネーと強く結びついていないので、
プリペイドカードに力を入れると思いますので、
ココカラファイン善戦に一票です。
セゾンですから、若者や低所得層を中心にプリペイドカードを
攻めるのだと推察します。
投稿日時 2013/05/17 21:39
回答内容
こんばんわ。
日本でのプリベイド普及への道は難しいと思います。
日本は世界にも例のない、超低金利国であり、プリベイドで預かった資金を上手く回していくことが困難だからです。
過去に人気のあった商品券類(図書券等)などもプリベイドの元祖となるサービスですが、急速に勢いを落とし、サービス廃止などに追い込まれていることからも見てとれます。
投稿日時 2013/05/17 21:33
皆様ご回答ありがとうございました。
現金社会である日本で、既に電子マネーがあり、プリペイド型の商品券類・磁気カードが縮小している現在の状況では余り普及しない、というご意見が多いようですね。
可能性があるとしたら、ponchiguma1021さんが仰った「未成年」のケースでしょうか。
ココカラクラブカードは親権者同意が必要とはいえ、年齢制限が存在しません。
デビットカードでも現状の日本では「15歳の高校生以上」であることが保有条件となっているので、中学生が通販を活用する際等に、今後使われる可能性があるかも知れない・・・と言えるかもしれないですね。
この厳しい現状の中、プリペイド型カード発行に挑戦したセゾンとココカラファインの動きには注目して行きたいと思います。
投稿日時 2013/05/18 22:45