回答終了 シティバンク発行のVISAシグネチャー

どなたのご回答も無いようですので、私も詳しいわけではないのですが、間違っていたらどなたかフォローいただければ…ということで、回答させていただきますね。

日本のVISAの場合、良くも悪くもVJAの影響力が強い…という状況だからかも知れませんね。
そして、VJAと言えば、三井住友VISAと言っても過言では無い状況で、余談ですが、私が発行をお願いした三井住友の「マスターカード」もVJAの封筒で届いて、ちょっとビックリしました(苦笑)。

その三井住友VISAのプラチナカードが、
http://www.smbc-card.com/camp/pt/visa.html
の下部で、
「ビザ・ワールドワイドホームページに掲載されております「VISAプラチナカスタマーセンター(VPCC)」「コンシェルジュオンライン」は、三井住友VISAプラチナカード会員の方はご利用いただけません」
というように、VISA本体の「正規サービス」に対して、ある程度の距離感がある(=日本での独自展開を優先させている?)状況です。

ですので、VISA本体が「日本でもVISAシグネチャー、VISAインフィニットをやりたい」と思っていても、その主たる団体が、首を縦に振らなければ展開できない…というような事情もあるように思います。
(まぁ、その対応に対して納得がいかず、反旗を翻して、他グループにVISA本体がライセンスを与えたり、あるいは独自展開をする…ということもできるでしょうが、現状、VISA本体がVJAと完全対立するリスクを冒すかと言えば、余程のことが無い限りは「無い」ように思うんですよね。極論ですが、完全対立状態になったのなら、VJAグループが反旗を翻して、VISAカードが激減して(残るだろうはシティで、あとは)一気に「銀聯」に鞍替えしちゃうかも…とも!?)

日本の法律的な問題のほか、ライセンスなどの問題もあるでしょうから、他国のVISA発行会社が日本国内の利用者を対象にしたVISAシグネチャー・カード、VISAインフィニットを発行することも難しいと思います。
(発行されたものについては、各国ホテルや対象サービスの利用範囲の中でサービスを受けられるとは思いますが、ただ、日本在住では発行そのものが難しいはずです)

仰せのヒルトンHオナーズも、アメリカ在住者に対しては、
シティのVISAシグネチャー・カード
http://conradhotels.hilton.co.jp/HiWayWeb/appmanager/portals/customer?_nfpb=true&_pageLabel=pg_hhonors_content_category&_id=48709
などですが、英国在住者に対しては、
ヒルトンHオナーズ・プラチナVISAカード
http://conradhotels.hilton.co.jp/HiWayWeb/appmanager/portals/customer?_nfpb=true&_pageLabel=pg_hhonors_content_category&_id=48710
という感じで、国ごとのVISAの展開にあわせた設定になっているようです。

ですので、VISAに限っては、基本的には各国の事情によって異なり、日本の場合は富裕層向けの最上位としてのプラチナ(但し、独自仕様?)となっている…という状況なのかも知れません。

ただ、カードの世界で考えると分りづらいですが、Yahoo!も日本のソフトバンクYahoo!の場合は、ADSLやらケータイやらの独自展開がありますし、セブン-イレブンなどはある意味で本体を超えたパワーすらありますよね。
マクドナルドのメニューも、各国で異なり、本場アメリカのメニューが日本には無かったり、その逆もありますよね。
これらと同様、それぞれの国のFCやライセンシー、さらには代理店などの契約や事情に左右される…ということだと思います。

投稿日時 2010/02/23 10:21